始まっています!農福連携マッチング
- 福崎町社会福祉協議会
- 9月8日
- 読了時間: 2分
更新日:9月11日

~農家と福祉がつながる新しい働き方~
農業と福祉が協力し、障害のある人をはじめとする多様な人が農作業に参加する「農福連携」が始まっています。「農福連携」とは、農業を通じ、自身が生きがいを持って社会参画を実現していく仕組みで、担い手不足や高齢化が進む農業分野の新たな働き手の確保につながる可能性もあります。兵庫県では農家と福祉作業所をつなぐマッチングサイトや相談窓口を設置しています。

~福崎町における農副連携の好事例~
知的障害をお持ちの50代の男性に、農福連携に興味があった支援者による高齢で手がまわりにくくなった方との橋渡しがあり、農地の草刈りのお手伝いをされています。農作業を手伝うとそれに対して賃金をいただくことができ、「しんどいけれどなぁ」といいつつもやりがいを感じてと取り組まれているようです。農機具の操作などの難しいことはできないけど、草刈り機の操作はお父さんの手伝いもしていたので操作はできます。
働いた経験がなく、日中の活動として障害福祉サービス等をすすめたこともありましたが、生活に不自由は感じておられなかったためサービスを利用されていませんでした。ご本人のできる力を、必要とされるところで発揮できたことは双方にとって良いことで、農福連携の目指すところでないかと思われます。農業だけにかかわらず、障害がある方が自分の強みを活かしマッチングできる企業なり事業所が増えることを期待したいと思います。