ケアマネジャー通信⑤
- 福崎町社会福祉協議会
- 9月9日
- 読了時間: 2分

今回は「住宅改修って、いつすればいいの?」というテーマです。
■ 住宅改修は「今の生活に困りごとが出てきたとき」がサインです。
住宅改修というと、「大がかりなリフォーム」のイメージを持たれる方もいますが、
実際は、手すりの取り付けやちょっとした段差の解消など、小さな工事がほとんどです。
では、どんな時にそれが必要になるのでしょうか?
■ 住宅改修を考える“きっかけ”ベスト5
1. お風呂で転びかけた
→「浴槽をまたぐのが怖くなった」「濡れた床で滑りそう」
→ 浴室内に手すりを設置するだけでも安心感がぐっと違います。
2. トイレで立ち上がるのがしんどい
→ 「足腰が弱くなってきた」「支えがないと不安」
→ L字型の手すりや洋式トイレへの交換で負担を軽減できます。
3. ベッドから玄関まで移動がつらくなった
→ 「杖では心もとない」「歩行器を使い始めた」
→ 玄関の段差をスロープに変更、廊下にも手すり設置を検討しましょう。
4. 退院後に生活スタイルが変わった
→「今までできていた動作ができなくなった」
→ 病院のリハビリ職と連携し、帰宅前に必要な改修を検討します。
5. 家族が介助しにくくなってきた
→「浴室やトイレでの介助に負担がかかってきた」
→ 介助する側にも配慮した改修が大事。動線やスペースの確保など。
■ ケアマネとしてのアドバイス
住宅改修は、できなくなってから…ではなく、そろそろ不安かも…のタイミングで行うのが理想です。
ちょっとした段差や不安定な場所も、毎日使うところだからこそリスクが高いのです。
そして、介護保険では上限20万円まで補助があり、1〜3割の自己負担で工事ができます。
(※事前申請が必要なので、必ずケアマネに相談してくださいね)
🍀ケアマネジャーへのご相談は、コチラへ【福崎町在宅介護支援センターすみよしの郷】